ジャズアルトはメイヤーによって作られた音楽といっても過言ではありません。
その原型となったのはニューヨークに工場があった時期の初期に開発された通称“メイヤーブロス”と呼ばれるモデルです。
そのモデルは現在のメイヤーと形状は大きく変わりませんがバッフル、チェンバー、レールなどの細部が若干異なります。
その特徴を忠実に再現したのが「メイヤーブロスNY モデル」です。
キャノンボール・アダレイが使用していた“メイヤーブロス”にはシャンク割れ修理のため金属のリングが入っているのは多くの写真からジャズファンならご存じでしょう。
それからヒントを得て「メイヤーブロスNY モデル」のシャンクには同様にリング(真鍮製/アンラッカー)がはめ込まれています。
このリングによりサウンドのフォーカス力を強め、ブレスを入れ込むキャパシティーがさらに大きくなりました。
今までのメイヤーよりワンランク上のパワーを実現しています。
また“メイヤーブロス”には基本的にリガチャーが付属していませんでした。
当時一般的だったリガチャーの形状・スタイルを踏襲したリガチャーが付属します。
■モデル
5M ティップ/1.80
6M ティップ/1.93
7M ティップ/2.06
8M ティップ/2.18
※MS、SM のようにフェイシングおよびチェンバーサイズにバリエーションはありません。