【トニー ウィリアムス トリビュートについて】
ジャズ・ドラマーの巨匠Tony Williams氏愛用のシンバルを基にリメイクしたシンバルです。
トニー・ウィリアムスは若干17歳にしてマイルス・デイヴィスクインテットに加入、その斬新なプレイはそれまでのジャズ・ドラミングの概念を超えた革新的なスタイルとして天才ドラマーと称賛され、その影響力は現代のドラマー達にも受け継がれています。
今回、愛妻コリーン・ウィリアムスの協力の基にトニーの良き師でもありジャズ・ドラマーの偉大なる巨匠、マックス・ローチより譲り受けたシンバル(1960年代のマイルス・デイヴィスクインテットの数々のレコーディングで名演を奏でた)を借り受け、Tributeシンバル製作にあたり、オリジナル・サウンド再現の為にデザイン、テーパー、ウェイト、サイズ全ての面に於いて細部に至るまで徹底的に探究し再現致しました。
[イスタンブール・メメットについて]
Mehmet Tamdeger(メメット・タンデガー)は1950年、僅か9歳の時に、伝説のシンバルマスターKerope Zilcan(ケロップ・ジルジャン)の孫であるMikhail Zilcan(ミカエル・ジルジャン)からシンバル作りを学び、ミカエルは彼に17世紀始めまで遡る歴史に基づいたトルコの古代芸術の全てを教えました。
1977年にミカエルが工房を閉じた後試行錯誤をしながらシンバル製作を始め1980年にかつての同僚であったAgop (アゴップ)氏と共にシンバル工房を立ち上げました。アゴップ氏が急死した後、Mehmetは自分の名前、Istanbul Mehmet(イスタンブール・メメット)という会社名でシンバルを作り続けることにしました。
彼のハンドメイドシンバルに対するこだわりは変わっていません。
Istsnbul Mehmetでは昔ながらの伝統に沿ってシンバルを作り続けています。