ジョシュア・ハイド サクソフォン コンサート
■日時:2025年3月7日(金) 19:00開演(18:30開場)
■会場:ノナカ・アンナホール
■全自由席(要予約/当日精算※現金のみ)
一般 3,000円/学生 2,000円
※当サイトはご予約専用となっており、当日会場受付にてお名前をお伝えください。
■出演者
ジョシュア・ハイド(サクソフォン)、アレックス・ウェイト(ピアノ)
ゲスト:波多江史朗(サクソフォン)
■曲目
Maurice Ravel / Sonatine
Fernande Decruck / Sonate
Claude Debussy / Rhapsodie
Claude Debussy / Première rhapsodie
Francis Poulenc / Sonate pour Clarinette
Francis Poulenc / Trio pour Piano ,Hautbois et Basson
■出演者プロフィール
Joshua Hyde -ジョシュア・ハイド-
オーストラリア出身のサクソフォニスト、即興演奏家、作曲家。同世代のサクソフォン奏者を牽引する1人として、ルネサンス音楽から最先端の実験的な現代音楽まで、積極的に音楽シーンを創造している。
国際的には特に現代音楽の演奏家・即興演奏家として知られており、電子音響トリオ「Replicant」、アコースティックトリオ「triovitrio」、パーカッションとのデュオ「scapgoat」、パリの現代音楽アンサンブル「soundinitiative」、オーストラリアの現代音楽アンサンブル「ELISION Ensemble」など数多くのアンサンブルに参加し、新作の初演や音楽の空間の利用など、新たな可能性を模索している。
2011年より、ヨーロッパを代表する現代音楽アンサンブルの1つであるMusikfabrikのレギュラーゲストアーティストとして参加し、ペーテル・エトヴェシュを含む作品の収録等にも携わる。
パリ国立高等音楽院のサクソフォン科、室内楽科、即興科を修了。シドニー大学にて音楽芸術の博士号を取得。
2011年、第3回ジャン=マリー・ロンデックス国際サクソフォンコンクールで優勝、2014年、ダルムシュタット夏季現代音楽講習会にてクラニヒシュタイン音楽賞を受賞。
ブリュッセル王立音楽院、ウィーン国立音楽大学、グラーツ国立音楽院などで講師を務めた後、2020年よりスイス・ジュネーヴ州立高等音楽院のサクソフォン科、室内楽科の教授を務めている。
毎年7月に開催されるアジア・パシフィック・サクソフォンアカデミー講師。
セルマー・パリ公式アーティスト。
Alexander Waite -アレックス・ウエイト-
アレックスは主に現代音楽の分野で活動しており、フリーランスとして、またELISIONアンサンブルのピアニストとしても活躍しています。
彼は2024年のベルリン・ドワイト&アーシュラ・マムロク賞の受賞者であり、BBC 3、ABC Classic(オーストラリア)、SWR、WDRでソリストおよび室内楽奏者として演奏した経験があります。また、Kairos、HCR、Wergo、Lisboa IncomumのCDリリースに参加して録音を行い、リスボンのEnsemble DMEやドイツ各地のアンサンブルと定期的に共演しています。これまでにヨーロッパ、アジア、アメリカ、南アメリカ、オーストラリアで演奏してきました。出演した主な音楽祭には、ECLAT、ドナウエッシンゲン音楽祭、上海ニュー・ミュージック・ウィーク、メトロポリス・ニュー・ミュージック・フェスティバル、メルボルン・フェスティバル、BIFEM、Extended Play、台湾国家音楽ホールでの演奏、そしてニューヨーク州バッファローの21世紀音楽センターでのレジデンシーがあります。
彼は、リザ・リム、ミヒャエル・マイヤーホフ、マルティン・シュットラー、エヴァン・ジョンソン、ペーター・アブリンガー、トゥルグト・エルチェティン、ヘルムート・ラッヘンマン、アーロン・キャシディなどの作曲家と協働しており、特に最近では、アーロン・キャシディがアレックスとELISIONのためにピアノ協奏曲を作曲しました。
彼の師事した教師には、ニコラス・ホッジス、ティモシー・ヤング、ポール・リカード=フォード、ジュディ・ホールが含まれます。現在、アレックスはドイツのシュトゥットガルトを拠点に活動しており、シュトゥットガルト音楽演劇大学(HMDK)およびリスボンのESMLで講師を務めています。
波多江史朗
東京音楽大学、同大学研究科修了。文化庁派遣芸術家在外研修員として渡仏。
パリ国立高等音楽院を一等賞、セルマー賞を得て卒業。ソリストとしてポーランド・ザブジェ国立管弦楽団、東京交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、大阪交響楽団、千葉交響楽団などと共演。
マンハッタン音楽院に招聘されマスタークラスを行う。タイ王国で行われているアジアパシフィックサクソフォーンアカデミーのゲストアーティスト、アカデミー講師。中高大学一般の吹奏楽団とのゲスト共演も多数。NHK芸術劇場、題名のない音楽会、BSプレミアム、FM名曲リサイタル、吹奏楽のひびきなどの音楽メディアにも多く出演。
これまで4回のソロリサイタルを東京文化会館にて開催しいずれも高評を収めている。ソロアルバム「Songs」、サクソフォーン四重奏「カルテット•スピリタス」メンバーとしても数々のアルバムをリリースし、各アルバムはレコード芸術誌に於いて特選盤に推薦されている。木管8重奏団「Take8」メンバー。
2010年より現在まで東京音楽大学、尚美ミュージックカレッジ専門学校各講師を務めている。ヤマハ及びダダリオ公式アーティスト。